馬の肢の可動域について/全寮制の専門学校
本日も、馬の学校 東関東馬事門学院のブログ
をご覧頂き、誠にありがとうございます!
こんにちは、本日のブログ担当の伊達です。
まだ9月にはいったという実感は日中の間あまりありませんが、
とはいえ朝(4時ごろ)はかなり涼しくなってきましたし、
朝作業終わりに日課にしているシャワーも
あまり冷たい水で浴びるのはきつく感じ、
控えるようになってきました。
今回のコラムとして『馬の肢の可動域』について
少し触れていきたいと思います。
これは馬が通ったことでできる蹄のあとや
肢の着地点を傍から見ることでよく分かります。
馬の体におけるエンジンは肩ではなく腰、
要は前より後ろが重要であると意識して
運動してもらって差し支えないかと思います。
よって、左前肢(以降は『肢』を省略)で踏んだ地点を
左後が超えればよく動いていますし、
逆に左前で踏んだ地点より左後の方が後ろで着地するということは
しっかり馬が動けていない状態であるということです。
これはもちろん右肢も同様のことが言えます。
後肢へのアプローチとしては簡単なところでいえば長鞭を使うことです。
もちろん短鞭でもいけますが、
片手だけで鞭を持ち、手綱をもう片方の手だけで持つことになりますので
少し難度が上がります。
↑片方だけで不便なら二刀流すればヨシ!(宮廻Tの見本)
この馬の前と後ろの肢の動きは
それぞれ人間の日々の努力の積み重ねとも
通ずるところがあると思っています。
昨日よりも今日の方が少しでも毎日進んでいるのであれば
人は成長していくことができ、
昨日より今日の方ができていなければ
その負の積み重ねは人を退化させてしまい、
年月を経るごとにその差はどんどん開いてしまうことでしょう。
↑毎日コツコツ石ころ撤去!
勝負の世界でもありますからこの一日、この大一番で
とにかく全力でめちゃくちゃ頑張ればいいという日もあるでしょうが、
基本的に動物を扱う以上は体調管理然り、
毎日のコツコツ積み重ねる努力もまた重要です。
↑ヘルメットの積み重ね(物理)馬具の準備も目に見えて早くなりましたね。
馬が頑張って後肢を前肢よりも前に動かしているのであれば、
人もそれに応えるようにもう一段ギアを上げて頑張っていきましょうね!
↑ギアで思い出しました、扇風機が壊れたので
近くのホームセンターで2機買いました。
9月に入るとシーズンオフだからとどんどん無くなるの辛い…
まだ暑いのに…。
↑不調な水道管の復旧みんなでがんばりました!!
3600mのレース映像を見せてもらいながら
「膝もう少し固定した方が…」とアドバイスをもらって練習中。
お互いに自然と教えあっていて素晴らしい!
では本日はここまでです!
それでは最後に本日の日向校舎での活動の様子をご紹介します。
今日も昨日に続き雨模様の予報でしたが
日向校舎ではほとんど雨に降られず
予定していた放牧や曳き運動を行うことができました。
昨日から気温も涼しくなって
馬も人も過ごしやすい一日となりました。
そのため学生達は本日も通常時間での活動です。
今日の放牧は
連日の雨で馬場がぬかるんでいたためか
せっかく放牧された馬たちも
のんびり過ごす馬が多かったです。
出入り口付近でまったり過ごすマスラオ
担当者のりつちゃんとイチャつくカツゲキジャパン
まったりしていたと思ったら
いつの間にか砂浴びを終わらせていたバジガクリステージ
なかにはどろんこを好んで砂浴びする馬もいます。
これが3回目の砂浴びのナリチュウドラゴン
これには担当者も苦笑いです
お手入れ頑張ってね
放牧時間終盤に急に元気に走り出したブートキャンプ
今日は涼しかったので元気いっぱいです!
バジガクラフィーネを集牧するナギちゃん
キンブレルを集牧するキャメルくん
メジャーアスリートをお手入れするナギちゃん
バジガクサラベルをお手入れするりつちゃん
そして2年生厩舎では曳き運動をしていました。
バジガクマハロとロロンちゃん
ケンとさかくん
セキテイリュウビとヒコエモンくん
最後はバジガクチュラとポニー達の集団放牧の
ほのぼの写真で〆
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
明日のブログもお楽しみに
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