考えてみよう!「馬のため」
集合後の馬場で男子と女子が
綱引きしています
中央で必死に
引っ張られるのを我慢する役
引っ張る役
二人が協力すると・・・
綺麗な土俵のような円が出来ます
いや、いや・・・・・・・そこに現れたのは
白い柵を抱えた渡邊君
書いた丸のラインを目印に柵を配置してます。
下書きしなくても大体の「丸」でいいや~と
思えばできるんですが・・・・・・
彼らが作っているのは!
均等な丸馬場です
丸馬場の中で運動(走る)する馬が、
飛び出た柵の足に当たることがないように
コンパスで書くように下書きしていたんですね
これなら馬たちも走りやすいから、
「質の良いが運動」できるよね
これでまた1つ、「馬の怪我の予防」ができた(^u^)ぞ!
そして、馬の質の向上にもつながった(^u^)
こっちも!予防!!
馬場や放牧場の砂の上に落ちている、石達!
これを拾ってあげること!
やわらかい砂地に、いきなりとがった固い石が落ちていると
馬が踏んずけた時に起こる
蹄の底に血豆のように炎症を起こしてしまう怪我
「ざせき」の予防です!
広い馬場の中で、小さな石ころ踏む確率なんて
たまにだろ?なんて思う人
その「たまに」が馬にとっては、「一生を左右する運命」
になることだってあるかも知れませんよ。
あの時馬が踏まなければ・・・・・ 石がなかったら・・・・
って思っても遅いですよね
こうして考えると、自分たちに出来る、もっとたくさんの
馬の健康と安全を守る「予防策」
「馬にしてあげられる、人間の行動」っていっぱいあるよね。
馬場をならす・・・・・・ 柵を置く・・・・・・・ 餌を飼料庫に置く・・・・・
って、日頃「作業」で毎日行っている行動だけど、「ただやるだけ」ではなく
「馬のためにしている行動」
だっていうことを、忘れちゃダメだよね
毎日やっているから・・・・・ 重いから・・・・・・・ めんどくさいから・・・・・・
忙しいから・・・・・・・・ 人に言われたから・・・・・・・
って言う理由で「作業」や「行動」をすると
その「作業」「行動」の本当の目的や、意味に合わないもの
になってしまったりしてませんか?
馬を扱う上で・・・・・・ 馬とともに仕事をするために・・・・・・
「馬たちにはいつも元気で、健康で生きていてほしい」
そのための一人、一人の小さな「心がけ」や「気配り」
大切にしていきたいし、より多く出来るようになりたいよね(^u^)
そして、そう自然に思える人になってほしいな(-“-)